望月国際行政書士事務所:mochizuki international gyoseishoshi laqyer office お問合せ
 
 

事例紹介

事例NO.6  ;Category VISA
申請者   ;男性、国籍セネガル
「日本人の配偶者等」→離婚→「定住者」申請→不許可
相談内容 「短期滞在」での期間延長の希望と、期限切れパスポートについて
結果    ;新パスポートの取得並びに90日の延長許可

セネガル出身のT氏より事務所行って相談したいとの電話があったのが
2005年4月22日(金)の夕方でした。翌日23日土曜日の朝事務所で打合わせました。
最初にT氏の在留歴を確認しました。

2001年3月9日来日
短期滞在90日
2001年5月2日
日本人の配偶者等 期間1年取得
2002年5月2日
日本人の配偶者等 期間3年取得
2002年8月10日
息子さん誕生
2002年11月29日
離婚 親権者は母
2005年2月17日
「定住者」への資格変更、不許可
在留の期限は2005年5月2日、
かつパスポートの有効期限は2005年4月1日
ですから、当事務所に来た時点でパスポートは期限切れとなっており、
在留期限も残り10日を切っておりました。

幸いパスポートは本人が、大使館へ申請済みでしたが、それにしても、いつ新しい
パスポートが出来るか分からないし、在留期限は切れそうだし、でT氏はパニック
状態になっていました。

事情を聞くと、別れた妻子へ、不定期的に生活費を送っている様子ですし、子供さんとは月に1回程度会っている様子でした。
T氏もオーバースティとなって子供さんと逢えなくなるのをとても恐れている様子でした。

私も正直良く分からなかったのですが、取りあえず書類を揃えて、入国管理局へ行き手続きだけでも済ませようと話し、ギリギリの4月28日朝、入国管理局で短期滞在での延長の手続きを行いました。
とにかく、パスポートのこともありましたので、なんとか時間を頂く必要があったのです。

その後、T氏はゴールデンウィークを元の妻子と過ごして、入国管理局からの連絡通知を待っていました。

2005年7月7日に通知が来ました。
パスポートについては、大使館から本人に連絡があり、新しいパスポートが
出来ているとのことでした。

7月15日の朝、T氏と待合わせ、最初に古いパスポートを大使館に持って行き、
新しいパスポートに切り替えたうえで、
一緒に入国管理局へ行き、7月末日まで延長された在留期限を頂きました。
T氏としては、これで無事に帰国できますから、また近々日本に来たいと言うことを話しておりました。